2011年6月8日

佐賀大学の「病児・病後児保育」の子育て支援&手足口病

佐賀大学病院には「病児・病後児保育」の子育て支援サービスがあります。


このサービスは、佐賀大学の女性研究者支援室「かささぎサポート・ラボ」が担当されています。
利用対象者は、佐賀大学教職員、大学院生、学部生が保護者であり佐賀大学病院まで送迎可能な保護者の幼児(就学前まで)です。

看護師、保健師資格を持った育児コーディネーターの方が担当してくださいます。

定員2名までとなっています。支援時間は平日の午前8:30~午後5:15となっています。

病院敷地内の「子どもの杜保育園」に併設して保育室があり、希望時は1食300円で保育園の給食を頼むこともできます。

詳細はこちらをご覧ください。

また、佐賀県女性医師等就労支援事業SAGAJOYのホームページもご覧ください!


で、実は昨日と本日、僕の娘二人(3歳&1歳)がこの病児保育にお世話になりました。

今年度から奥さんも佐賀大学病院で仕事を始めた、夫婦共働きの我が家にとっては、病児保育は本当に助かります。

娘たちは熱はあるものの元気は元気で「なんらかのウイルス性感冒だろう」なんて思っていたら、
さらに熱が上がり、保育室で預かっている時間帯に大学病院の小児科を受診させてもらい、
小児科の先生より咽頭に水疱もあり「手足口病」と診断していただきました。
そういえば、朝からチビの口の周りに発疹がありました…


せっかくなので(笑)、学生さん向けに「手足口病」について簡単に解説します。

「手足口病」はコクサッキーA16(CA16)、CA10やエンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスによる感染症で、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性発疹を主症状として、幼児を中心夏に流行します。

潜伏期は3~5日。発熱は1/3に見られるが軽度で38℃以下のことがほとんど。水疱は3~7日で消退し、水疱が痂疲を形成することはない(へ~)。稀に髄膜炎など中枢神経系合併症や心筋炎などを生じることがある。とくにEV71は中枢神経系合併症に注意する。学校で予防すべき伝染病1~3種には含まれていない。

(参考:国立感染症研究所感染症情報センターHP「手足口病」)


ちなみに僕の娘たちは発症2日目に38℃台まで熱発しました。


ついでに(笑)娘の発疹を供覧します。

話がそれましたが、病児・病後児支援をしていただいて、本当に助かりました。

担当してくださった育児コーディネーターや保育士さんたちに感謝いたします。

ありがとうございました!!

(総合内科部門 坂西雄太)

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