お知らせが直前になってしまいましたが(汗)
明日から札幌で行われる第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会で
シンポジウムとポスター発表を行います。
明日(7月2日土曜)シンポジウムは以下のとおりで、ワクチン行政とプライマリ・ケア医の役割をみんなで考えよう!というものです。
企画した自分で言うのもなんですが、素晴らしいシンポジスト(あ、僕以外ですよ)をお呼びしていて、日本のワクチン行政をいろんな角度から考えることができると思います。
なるべくフロアとのディスカッションにも時間を割きたいと思っています。
そして、今後プライマリ・ケア学会としてもワクチンに対して、より積極的に一般の方や医療者に情報提供を行うようになってくれればという願いも込めています。
7月3日(日曜)には、東日本大震災 支援活動のポスター発表もいたします。
僕はPCAT涌谷で参加させていただいた『地域連携型 医療的避難所「ショートステイベース(SSB)」』について発表します。
PCAT以外の活動報告もあるようです。ポスターは土曜日から掲示されますので、ぜひご覧ください。
札幌で全国のみなさんにお会いできるのが楽しみです!
以下、学会HPよりシンポジウムとポスターの詳細です。
企画名
【シンポジウム2】
わが国のワクチン行政とプライマリ・ケア医の担うべき役割を考える
(佐賀大学 総合診療部、地域医療支援学講座 共同企画)
日時 7月2日(土) 9:00〜10:30
会場 ホールC 3階 ロイトンホールAB
開催の目的 限りある医療資源のなかで予防医療とりわけワクチンは重要である。
しかし、わが国のワクチン行政は世界の動向よりはるかに遅れており様々な問題を抱えている。
小児科医や産婦人科医とともに、地域医療の担い手であるプライマリ・ケア医こそ、この問題と向き合う必要がある。
ワクチンの意義とわが国のワクチン行政の問題点を理解し、これからのプライマリ・ケア医の担うべき役割を考える。
対象
医師、看護師およびメディカルスタッフ、行政関係者、学生、地域医療・母子保健・健康教育に関心のある全ての方々
司会 杉岡 隆 (佐賀大学医学部地域医療支援学講座)
シンポジスト
薗部 友良 (日本赤十字社医療センター小児科、「VPDを知って子どもを守ろう。」の会 代表)
岩田 健太郎 (神戸大学病院感染症内科)
堀 成美 (聖路加看護大学 看護教育学)
高畑 紀一 (細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会)
坂西 雄太 (佐賀大学医学部地域医療支援学講座、前・幌加内町保健福祉総合センター長)
企画概要
医師、教育学、市民より専門家を招き、わが国のワクチン問題について多角的に検討し理解を深める。またプライマリ・ケアの現場での医療機関と行政の連携による取り組みも紹介する。
シンポジウムの後半では、シンポジスト同士や会場とのディスカッションを行い、これからのワクチン行政におけるプライマリ・ケア医の担うべき役割を考える。
各シンポジストには以下について講演していただく。
薗部友良先生および岩田健太郎先生には、それぞれ小児科医、感染症科医の立場から、ワクチンで予防できる病気(Vaccine Preventable Diseases:VPD) に対するワクチンの意義やわが国のワクチン行政の制度上の問題点などについて。
堀成美先生には看護教育学の立場から、市民への健康教育やワクチンに関する情報提供のあり方などについて。
高畑氏には細菌性髄膜炎から子どもたちを守ろう会のこれまでの活動や、患児の保護者としての想い、市民と医療職、行政との連携などについて。
坂西は6種(インフルエンザ、ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、ムンプス、HPVワクチン)任意ワクチンの公費全額助成を実現した北海道幌加内町の取り組みを紹介する。
【東日本大震災 支援活動ポスター】
企画概要
2011年3月11日、日本をおそった東日本大震災。
本学会ではいち早く「東日本大震災支援プロジェクト PCAT(Primary Care for All Team)を立ち上げ被災地の支援を継続しております。
今学術大会には実際に現地に向かわれた保健・医療・福祉職の皆様そして、まさしく現地で復興のため日夜がんばっていらっしゃる方も参加されることと存じますので、現地での活動を写真などの記録を交えて紹介するポスターセッションを企画いたしました。
会場は市民公開講座の会場の目の前です。一般の方にも私たちプライマリ・ケアに携わるものの仕事を知っていただく機会にもなると思います。
ポスター展示場所
ロイトン札幌 3階一般ポスター演題と同様のフロア
時間
【ポスター掲示】 7月2日 8:30~13:30
【発表時間】 7月3日 9:30~10:30
【ポスター撤去】 7月3日 15:00まで
(総合内科部門 坂西雄太)
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