2010年5月28日

いきいきとさがし21&さが食育フェスタ2010

5月26日
佐賀市の「いきいきさがし21」推進協議会にオブザーバー参加させていだきました。

国の「健康日本21」など生活習慣病などの対策を受けて、平成19~26年度の「佐賀市健康づくり計画(いきいきさがし21)」が策定されました。今年度は中間評価・見直しにあたります。

全国と同様、佐賀市でも喫煙率の高さ(とくに20代男性、30~40代女性で喫煙率は増加傾向)やがん検診の受診率の低さなどが問題になっています。

当講座でも今後、予防医療の啓蒙活動にも取り組みたいと考えています。

佐賀市・県では食育にも取り組んでおり、6月12~13日には食育推進全国大会(さが食育フェスタ2010)が開催されます。大豆100粒運動として小学生が大豆を育てるところから関わった納豆の販売もあるそうなので、是非お越しください!
(総合内科 さかにし)

2010年5月27日

佐賀の山間部医療

5月25日

佐賀の山間部医療の視察として、
富士大和温泉病院(佐賀市)→三瀬診療所(佐賀市、旧三瀬村)→脊振診療所(神埼市)に杉岡教授とともにご挨拶に回りました。

富士大和温泉病院は98床の病院で、地域ケアセンターも併設されており、訪問診療・看護も行われています。内科は佐賀大附属病院の各専門内科より派遣されています。

三瀬と脊振診療所は、現在は佐賀大学附属病院・総合診療部より医師が派遣されています。

二人の先生とも僕の後輩なので、再会できて嬉しかったです。
お互い、佐賀の地域医療のために頑張ろう!



その晩は、大学の卒後臨床研修センターのみなさんによる杉岡先生の歓迎会がありました。

呼子(唐津市)のやりイカの刺身が絶品でした~
(写真は、新鮮で半透明なイカの刺身に興奮を抑えきれぬ杉岡先生)
(総合部門 さかにし)


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2010年5月25日

総合内科医育成コース説明会

5月24日

 佐賀大学・卒後臨床研修支援センターにおいて当講座の「総合内科医育成プログラム(総合内科後期研修プログラム)」説明会を開催しました。
予想を上回る多くの研修医や学生の皆さんに来ていただき、総合内科への関心の高さに正直驚きました。

 初めにプログラム全体に関する説明をしました。
本プログラムでは研修医は大学助教となって県内の教育病院に出向する形でローテートします。そのため大学での研修日確保や研修内容についてもかなり融通が利きやすくなっています。

 次に坂西講師が内科を幅広く研修した後に北海道の幌加内町で地域医療を実践し、任意ワクチン公費全額助成を達成した経験について話しました。総合内科医で予防医療を得意分野としていく道筋が見え、皆さんも興味を持って聞き入っていました。

 最後に本プログラム第1期生として現在研修中の山口先生から、実際の研修の様子について話していただきました。やはり実際に研修している先輩の話はわかりやすいようで、終了後も多くの皆さんが質問しに来ていました。

 今後も定期的に説明会を開いて多くの皆様に聞いていただこうと思います。
ご興味のある方はぜひお越しください。

またメールでのお問い合わせはこちらにお願いします。
(総合内科 杉岡)

2010年5月21日

お勉強

5月19日 
佐賀大学附属病院・総合診療部が中心となって行われ、市内の開業医の先生方も参加される『総合診療ケースカンファレンス』に参加しました。

今回のテーマは「内科医が知っておきたい精神科疾患」ということで
総合診療部、副島病院・内科(佐賀市)、織田病院・内科(鹿島市)より症例提示があり、
最後に佐賀県立病院・好生館 精神神経科の原先生よりレクチャーがありました。


今日は
当院・神経内科のN先生による、腰椎穿刺用のシュミレーター「るんばーる君Ⅱ」を用いた学生、研修医、新卒看護師さんのためのセミナーを見学させてもらいました。

ちなみにN先生は、僕の同級生で学生時代からの仲良しです。

その後、富山大学附属病院・総合診療部が主催されているWebカンファレンスに参加しました。

このカンファレンスは月に1回開催され、多施設がインターネット会議システムを使用し参加します。

今回は当院・総合診療部と藤沢町民病院(岩手県藤沢町)内科より症例提示がありました。



いろいろな施設の先生方とのディスカッションはとても勉強になり、お互いの良い刺激にもなると思います。



そんなここ数日でしたっ!
(総合内科 さかにし)

2010年5月19日

第14回緩和ケアにおける症例検討会

5月18日19時から佐賀県立病院好生館の緩和ケアセンター主催の「第14回緩和ケアにおける症例検討会」に参加しました。

初めて参加させていただいのですが、よくあるような医師だけの症例検討会ではなく、緩和ケアや在宅医療に関わる関係者(訪問看護ステーションのナース、包括支援センターのケアマネージャー、薬剤師、栄養士、保健師、行政関係者、医師など)が集まって行われている症例検討会でした。

そして発表者から聴衆への一方通行の検討会ではなく、まず参加者がグループごとに症例について議論を行うグループワークを行うという参加型の検討会でした。

グループワークを通して、参加同士の交流も生まれ、新たなネットワークづくりのきっかけにもなります。

今回のケースでは、県病院の主治医も参加されていて、入院・外来診療では気付けていなかった患者さんの心理的な事柄も理解することができたとのことで、医師だけでなく、患者さんをサポートする関係者全体でのチームワークと専門職同士でのコミュニケーションスキルの大事さを実感させてもらいました。

また多久市では、地域包括支援センターを中心に、民生委員・在宅介護支援センター・社会福祉協議会・医療機関・薬局・市役所・介護サービス事業者などが連携をとって患者さんを支える「つながりネットワーク」があり、その紹介もありました。ネットワークがあると、それぞれの機関がお互いに足りないところをフォローすることもでき、患者さんにより良いサポートをすることができます。


このようなネットワークづくりを佐賀県全体でも行いたい、と思った夜でした。
(総合内科部門 さかにし)


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2010年5月18日

総合内科 後期研修プログラム 説明会


来る5月24日月曜日に
本講座の「総合内科 後期研修プログラム」の第1回目の説明会を行います。

初期研修医の皆さんを対象にしていますが、学生さんの参加も大歓迎です。

このプログラムでは、地域の病院で内科全般に幅広く対応できる内科医の育成を目指しています。
詳しくは、講座のホームページもご参照ください。 http://www.coms.med.saga-u.ac.jp/GIMprogram.html

「総合内科って何?」
「その前に、地域医療支援学講座って何してるの?」
「地域医療って?」

などなど軽ーい気持ちで参加してください!

日時:5月24日(月) 18:00~(30分くらいの予定です)
場所:佐賀大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 1階 セミナー室

お待ちしています~

ごあいさつ

はじめまして!


佐賀大学医学部 
地域医療支援学講座は
地域医療の再生を使命として
本年4月に立ち上げられました。


講座の柱は


1.臓器や疾患を限定せず全てに対応する総合内科医の育成
2.外傷や重症疾患の救命医療まで対応できる小児科医の育成
3.特に不足している診療科の医師の育成


の大きく3つで、足りないところへとりあえず医師を送り込むという対症療法ではなく「地域医療の現場で真に活躍できる人材をまずは育て増やしていく」という長期的ビジョンに立ったスタンスで地域医療再生に寄与していくことを目標としています。

できあがったばかりの講座ですが、本講座のプログラムが地域医療再生もモデルとなるのを目標にこれからどんどんブラッシュアップして教員一丸となり頑張っていこうと思います。


このブログは当講座の活動内容だけでなく、講座のメンバーの趣味や佐賀での生活のようすなどもアップしていきたいと思ってますので、どーぞお気楽にお読みください。



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