2010年8月17日

地域医療に関する合同研修会

今日は、佐賀県出身の自治医大生1~4年生と佐賀大医学部医学科の地域枠で入学した1~3年生が一緒に参加する「地域医療に関する合同研修会」が卒後臨床研修センターでありました。

佐賀県地域医療体制整備室と佐賀大学との共催です。
もともと自治医大生は夏期実習として佐賀県内の離島などで実習があるんですが、今回は初の試みとして、将来佐賀の地域医療を担う仲間となる両大学生たちの交流も兼ねました。

自治医大生は9名、佐賀大生が8名が参加しました。

第1部では
地域医療の意義や実体験の講演として
佐賀大学 血液・腫瘍内科の木村晋也教授(自治医大卒)、当講座の杉岡教授(自治医大卒)と僕(佐賀医大卒)がお話をしました。

「地域医療の体験は、医師にとって大きなプラスであること」
「地域では医師のみならず、介護・福祉・行政との連携が大切であること」
「地域では行政と連携して予防医療の展開も可能なこと」
「地域では家族と一緒に過ごせる時間が多いこと」

そして、何より「地域医療は楽しい!」ことをお伝えしました。

第2部では
卒後臨床研修センターの江村正先生から、ご自身の地域医療体験と卒後研修についてのお話と
自治医大卒業生で現在、卒後1年目の研修医として佐賀大学病院で研修中の山田先生と吉武先生から「研修医の現実」を話してもらいました(笑)

学生さんたちが実際に地域で活躍するのは、まだまだ先ですが
夢を持ってこれからの日々を過ごしてもらいたいと思います。

君たちには時間がたっぷりあるので、大いに学び、大いに遊んでください!
そして、近い将来、一緒にがんばろうね。


(今日参加した学生さんたちは右上のバナークリックを忘れないように(笑))

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