先ほど院内の禁煙講習会(呼吸器内科準教授の林真一郎先生のお話)に参加してきました~
いろいろと勉強になったのですが、本日のポイントを少しだけ。
禁煙指導の三本柱
①タバコ依存は、ニコチンに対する身体的依存であり
薬物依存であること
②禁煙の禁断症状は3日目がピークであること
③禁断症状の一時しのぎの方法を伝えること
→はみがき、冷たい水を飲む、ミント菓子が有効
です!
ついでに④どこまで禁煙しても1本吸えば振り出しに逆戻り。です
禁煙を勧めるには、本人が禁煙への「準備期」に入っていることも大切です。
今月からタバコが値上がりし、禁煙を試みている人も多いと思います。
保険診療の禁煙補助薬には、ニコチンパッチとバレニクリン(チャンピックス)がありますが
なんと、急な需要(いままで月に7万人処方が、9月は17万人!)でバレニクリンが品薄状態になり、来年1月までは供給が厳しいらしいです。
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2010/2010_10_12.html
・・・うーむ、値上がりで需要増加は予想できたと思うのですが、テレビCMなどもあり予想以上だったのでしょうか。
せっかくの禁煙拡大のチャンスなのに~
タバコ、禁煙に関する話題はまだまだつきませんが、今日はこの辺で短く終わります。
(総合内科 坂西雄太)
2010年10月13日
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