2011年2月16日

レジナビフェア2011 in 福岡に参加しました

2月13日 福岡国際会議場で開かれたレジナビフェア2011 in 福岡に参加しました。

多くの学生さんが集まり、また遠くは北海道・東北からも研修病院が出展しているという大変盛り上がった会で正直びっくりしました。

佐賀大学のブースにも予想以上の学生さんが来てくれて卒後臨床研修センターの先生方もとても喜んでいました。

当講座の蘆田先生もお手伝いしてくれましたが、先生の優しい語りかけに魅かれて参加する学生さんも多くとても頼もしかったです。
(写真は佐賀大学病院卒後臨床研修センターの江村先生です)

(総合内科部門 杉岡隆)

2011年2月8日

レジナビフェア2011 in 福岡に参加します!!

2月13日(日)に福岡国際会議場である「レジナビフェア2011 in 福岡」に佐賀大学病院も参加します。

卒後臨床研修センターのスタッフとともに、わが地域医療支援学講座の杉岡教授も参加いたします。
当講座の「総合内科医育成プログラム」「小児救急医育成コース」についてご紹介いたします。

ちなみに「総合内科医育成プログラム」は今年度に立ち上がった後期研修プログラムですが、

2010年度 2名
2011年度 5名の後期研修が決定しています。

今回のレジナビフェア用にポスターも新調しました(笑)
講座事務のNさんが作ってくれました。

ポスター向かって左のキャラ「すぎおか君」にくりそつな杉岡先生が会場におりますので
医学生・研修医のみなさん、お気軽に声をかけてくださいね~

(総合内科 坂西雄太)

2011年2月7日

「内分泌疾患に伴う糖尿病について」お話しました

2月3日に第43回佐賀大学医学部附属病院 糖尿病療養指導 公開講座が開かれ、『内分泌疾患に伴う糖尿病について』という題目で話をさせていただきました。

盲点になりがちな内分泌疾患ですが、2次性糖尿病の原因となることがあります。
インスリン拮抗ホルモンの過剰を起こす疾患を考えればある程度想起できると思いますが、日常診療では疑う頭がなければ見落としてしまうこともありえます。
インスリン抵抗性を伴う事も多く、合併症も早めに来ることが予想され注意が必要です。


この公開講座は、毎月第一木曜日に佐賀大学医学部臨床大講堂(3208)にて行われています。

犬塚病院(鹿島市)、東佐賀病院(三養基郡)、済生会唐津病院(唐津市)、嬉野医療センター(嬉野氏)にも同時中継がされており佐賀県糖尿病療養指導士会認定講座(1単位)も取得できます。

次回は3月3日(ひな祭り)に18時から1時間で神経内科の先生の話を予定しています。
色々とおもしろいテーマで企画されていますので是非ご参加ください。

(総合内科部門 蘆田健二)

2011年2月4日

薬剤師のためのフィジカルアセスメント研修会

1月30日の日曜日に佐賀大学病院卒後臨床研修センターで、薬剤師さん向けのフィジカルアセスメント研修会でレクチャーをさせていただきました。

このフィジカルアセスメント研修会は、「厚生労働省生涯教育推進事業」のひとつで長野県上田市の上田薬剤師会と佐賀県の唐津東松浦薬剤師会が共催されているものです。

『薬剤師が医師や看護師等と連携しながら、薬剤管理指導業務の薬学的管理の一環として患者のバイタルサインのチェックやフィジカルアセスメントを行うことは、患者の体調の変化だけではなく、薬の副作用を早期に発見することができるため、積極的な実施が期待されている。特に通院が困難な高齢者などの在宅患者や介護施設で、そのニーズが高まっている。』

とのことで、今回、佐賀大学病院の卒後臨床研修センターに講師の依頼をいただきました。

薬学部も6年間となり、今後は薬剤師も在宅や施設へ出向いての活動も増えるとのことで、フィジカルアセスメントの必要性が高まっているそうです。

僕は「腹部診察について」とのお題をいただいたので、『腹部の症状と診察法』というテーマで1時間レクチャー、1時間実技指導をさせていただきました。

現場で相談されることが多いであろう、排便障害(便秘、下痢)と腹痛についてと腹部診察法についてお話をしたあとに、腹部診察の実技をしていただきました。

聴診器を実際に扱うのは初めての方もおられ、その使い方から始めました。

聴診の「腸蠕動音」もお互いで聴き合いっこしていただきました。
(女性はアコーディオンカーテンを閉めて、女性同士でしてもらいました)

打診の練習や、腹部の浅い触診と深い触診、そして腹膜刺激症状についても学んでいただきました。

皆さんとても熱心で、最初は予定より早く終わるかなと思っていましたが、2時間めいっぱい実習していただいて、僕もとても楽しい経験をさせていただきました。

その日の後半、当院卒後研臨床研修センターの皮膚科医である久富万智子先生による『薬疹のポイント』のレクチャーがありました。
いろいろなタイプの薬疹の写真もたくさん見せてもらって、勉強になりました!

次回2月27日のフィジカルアセスメント研修会は、同センターの循環器内科である吉田和代先生による『注意すべき循環・呼吸のサイン』と『心肺蘇生法実習』です(参加申し込みはすでに締め切っています)。

(総合内科 坂西雄太)

2011年2月2日

来年度総合内科育成コースの後期研修医5名が決定しました!

来年度の総合内科医育成コースに5名の後期研修医が参加してくれることになりました。

大変ありがたく思うと同時に、私達もこれまで以上に頑張らねばと身を引き締めているところです。
現在、研修中の1期生の2名を含め後期研修医の先生は計7名になりますが、皆それぞれに総合内科や地域医療に関する想いや希望にあふれていて、彼らと話すととても楽しくまた勉強にもなります。

「幅広く対応でき、かつ得意分野も視野に入れた」地域で活躍できる総合内科医として、私達も彼らと一緒に勉強しながら成長していきたいと思います。

(総合内科 杉岡隆)

2011年2月1日

手術ボランティア in ベトナム

2010年12月24日から31日までの8日間、ベトナム・ベンチェに行ってきました。
目的は、NPO法人日本口唇口蓋裂協会による手術ボランティアに参加すること。
全国約15の病院から口腔外科、麻酔科、小児科(2名)などの医師や看護師、学生、全部で45人が集まって、グエンデンチュー病院というその地区で中心となる病院で口唇口蓋裂の治療を行うというプロジェクトでした。

仕事
 小児科の主な仕事は、手術前診察、リカバリールーム(術後患者の観察室のこと)の運営、術後患者の全身管理などでした。
手術は3日間にわたって朝の7時から夜の8時くらいまで行われ、計37名の患者さんの治療を行いました。幸い大きなトラブルもなく、無事ミッションを終えることが出来ました。
また仕事以外の時間を使って、グエンデンチュー病院の小児科病棟を見学したり、現地の小児科医と話をしたりととても刺激的な毎日でした。

言葉
 当然のことですが、言葉は全く通じず、会話は通訳さんがいないと成り立ちませんでした。
しかし、常に通訳さんがいるわけではないので、身振り手振りでのコミュニケーションが主でした。全てが通じたわけではないですが、なんとなく雰囲気でコミュニケーションがとれているような気はしました。(勘違いかもしれませんが・・・)
またどこの国でもこどもたちの無邪気な笑顔は共通のものであり、そこに言葉はいらないんだなぁ、と改めて感じた旅でもありました。

食事
 ベトナムでは自由時間はほとんどなく、やはり楽しみは食べること。
行く前はお腹をこわすかな、と心配もしていましたが、行ってみると、ご飯はとてもおいしく、いろいろなものを食べることが出来ました。なかにはこれを本当に食べるのか?と思うようなものもありましたが、食べてみるとおいしかったり、想像通り×××であったり。
これまでにないいろんな経験が出来ました。
全体としては、非常に密度の濃い1週間の旅でした。

ボランティアってなんだろう、と考えたり、自分自身の小児科医としての未熟さを痛感したり。
どれもとても有意義な経験であり、今回の経験を、今後の自分自身の小児科医としての生活に生かしていけたらな、と思いました。
(小児救急総合部門 江藤 潤也)